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コースの引き方⑤不安定な海面

今日は、不安定なコンディションの時のコースについて考えます。

 

風軸が安定していなかったり、そもそも風が弱くてブローが出たり入ったりするような海面を想定します。

 

レースできるかできないか、すれすれの海面ですね。

 

僕が最も嫌いな海面です。

 

この前の西宮インカレの最終レースのアップウィンドは、こんな感じだったんじゃないでしょうか。

 

 

 

特徴

いつも通り、特徴を挙げてみます。

 

・風量の強弱がばかでかい

・風軸が変わりやすい

・ブローでのシフトがえげつない

・ブロー入ってるかどうかで雲泥の差

・局所的な風が入る

 

こんな感じでしょうか。

 

自分は下デッキでぴちゃぴちゃしてるのに、逆海面はフルハイクしてるなんていうことが起きます。

琵琶湖とかは結構多い風ですね。

上にも書きましたが、西宮でも多いので注意が必要です。

 

それでは、どうやって走ったら、リスクを減らせるのでしょうか。

 

 

他艇を無視する

 

特徴の中で、局所的な風が入ると書きました。

ということは、他の船を見ても、焦るだけのことが多いです。

 

各々がそれぞれ違ったバウ角で走っていて、抑えるとかいう概念がなかなか通用しにくいです。

 

なので、とにかく風を見ます。

船を無視して、風をしっかり取りに行きます。

 

自分がブローを掴んでリフトを走ることが最優先です。

 

例外として、自分が後ろを走っていて、前に船がたくさんいる場合、そいつらのバウ角を見れば、だいたいの次の風が予測できます。

そん時は、先行艇の状況を見て動いたら良いと思います。

 

 

端に出す

 

この不安定なコンディションでは、ブローが入ったりなくなったりしますが、次に入ってくるブローは必ずと言っていいほど、左右の端から入ってきます。

 

ブローが設定された風向ジャストから入ってくることは稀なので、必ずリフトかヘダーの要素を持っています。

ということは、どっちかサイドから入ってきます。

 

たまに真ん中だけ風が入るということがありますが、そういう場合でも、端にいるとレグのうち一回くらいはそっちからのブローが入るので、大爆死することは少ないです。

 

 

途中まで、自分と逆の海面にブローが入ってそっちの艇団が高く、そっちサイドに出しなおすやつが大半。

でも、自分の信じた海面に突き刺したら、起死回生のブローが入ったみたいなことは多いと思います。

そんなとき、たいてい出しなおしたやつは、真ん中でラルって目も当てられない順位を走っています(かくいう僕も、インカレ最終レース1上、真ん中でラルって痛い目を見ました)。

 

この海面では、基本的にどっちか決めて大きく展開して戦うのが無難です。

 

一方の海面が完全に勝つことはありますが、その場合ノーレースになる可能性はありますし、真ん中のラルにつかまる方がよっぽどリスキーなので、僕は端に出すことをおすすめします。

 

普通の海面なら端に出すのはリスキーですが、この海面に限っては、端に出す方がローリスクやと思います。

 

 

ロング

 

基本的に船を無視して、ブローを見てリフト走ろうと言ったのですが、なかなかブローが見えないことも多いです。

 

そんなときはいつも通り、ロングを走ったら良いでしょう。

 

不安定な海面なので、今の風向がそのまま続く可能性はとても低いです。

 

ということは、ロングを走るだけで、次に振れる方へ行けて、無難です。

 

ということで、結局ブロー・リフト・ロングに落ち着いてしまいました笑

 

 

結論

他艇を無視して風を死ぬ気で探す

ブローをリフトで走る

とりあえずロングを走って端に出す

 

的な感じです。

この海面はまじで苦手なので、得意な方は教えてください。