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もと京大スナイプリーダーが技術・チーム作りを発信

練習方法①ド微風の練習

この記事から、練習方法について書いていこうと思います。

 

 

といっても、京大スナイプチームは現在11艇で活動していて、たぶん全国で一番多く、多いからこそ意味をなしている練習もあると思います笑

 

また、振れと強弱の大きな琵琶湖で練習しているのもあって、海の大学に参考になるかはわかりません。

できるだけ、汎用性の高そうな、またガラパゴス化したような練習方法だけ紹介させていただきます。

 

この記事では、ド微風(ほぼ無風)での練習について書きます。

この風は間違いなく関東の大学が出艇すらしない風であり、琵琶湖勢の得意風域です(風域というか無風)。

 

京大では、大きく分けて3種類の練習をしていました(今は知らんけど)

 

 

 

1.通称ベビーパーク

まずは、ベビーパーク。

この風の代表格というかもはやこれしかやってないんじゃね?くらいにはやります。

 

マークを正三角形になるように打ち、それをみんなで回るというもの。

ネーミングはよくわかりませんが、その歴史は数世代も遡ると聞いたことがあります笑

 

マーク回航の度に煽るチャンスが生まれ、そこで上手く加速できる者がベビーパークを制します。

1つの動作ごとにいかにうまく煽って前に進めるかということですね。

 

ポートまわり、スターボまわり両方やります。

 

イン取り合戦が常に起き、権利を声高に主張する輩が現れる、京大の練習の中でもっともうるさい練習になっています笑

 

微風のハンドリングが圧倒的に上手くなります。

 

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ベビーパークの様子

 

2.タック練習

無風時は自分の見かけの風で走るしかないというような現象におちいりがちです。

 

そんなときは、ジャイブではなくタックしかできないですね。

 

なのでタックはまじで大事かつ極めるとめちゃくちゃ進みます。

タックで加速した惰性で走っていると言えるくらいには進みます。

 

そのタックの精度を上げるためにタック練習をすることがあります。

ベビパでもタックはできますが、よりタックを根詰めて練習したいってときですね。

 

自分たちのタック精度を確かめるために、2艇でタッキングマッチすることもあります。

実際に自分のタック技術が可視化できるので良いです。

 

3.ライン把握

ベビパと動作練に飽きるとやります。

 

ターゲットとする大会想定の長さのラインを作ります。

インカレなら72艇想定の長さでやります。

 

1艇ずつラインにクローズで侵入し、バウがラインにかかったと思ったとこで手を上げます。

それを本部船に乗っている人が確認し、間違ってる場合はその距離を教えます。

 

ラインがめちゃくちゃ見えるようになるおすすめの練習方法です。

 

まとめ

ベビーパーク

タック練習

ライン把握

 

を基本的にやっていたという結論です。

 

無風でレースをやることはありませんが、レースの途中で風が落ちてしまった時も自信を持って動作することができます。

ハンドリングの練習にもなりますし、ライン把握能力も養えるので、出艇して損はないと個人的に思っています。

 

 

興味を持った人はぜひやってみてください。